貧困・ジリ貧・現状維持が続く地方イキりBBOY

BBOYINGを生活の糧にしない、ということであれば、所詮どこまでいっても日々の生活の息抜き、趣味、ストレス解消の一手段にしかなりえません。

 

趣味に没頭すればするほど、現実社会と乖離せざるをえません。

 

単刀直入に言うと、現実逃避に他ならないからです。

 

報酬体系から考察するに、仕事は金銭という明らかな報酬が存在しますが、翻ってBBOYINGはと言うと金銭的な報酬は存在せず、精神的充足のみに収束してしまいます。

 

自己の存在するコミュニティにおける権力掌握が報酬となります。

 

非常に限定的なコミュニティであるため、社会的に見ると何の影響も無く、客観的には何の意味も持たない権威です。

 

しかし、人間の性は愚かしく、一生をかけて自己の立脚する安定的な足場を求めて様い続けてしまうものです。

 

本質的に意味がないと理解しつつも、一度報酬の快楽を覚えた脳はそれを拒絶することができない、というわけです。

 

だからこそ娯楽なわけですが。

 

例えば、コーヒーを飲むことも娯楽の1つであると言えます。

 

しかし、それにこだわるあまり、収入にふさわしくない高価な豆を購入し続ければ生活を圧迫することになります。

また、異様に複雑な手順を踏んだコーヒーの抽出を行えば時間を浪費することとなります。

好きがあまり、異常な量を飲めば健康被害を生じ、さらに、豆にこだわるあまり海外へ飛び、原産地でまだ見ぬ豆を求めるようになってしまえばもう病的と言えます。

こうした行動が、仕事として金銭という報酬を伴うものならいいでしょう。

そうでなければ、ただただ時間と金の浪費としか言えず狂っています。

娯楽には精神的充足が大事なんだ!

という反論もあるかと思いますが、ギャンブルなどで生活破綻するなど、過度の娯楽への注力は人生を破壊します。

 

BBOYINGの最も大きな弊害はとにかく時間がかかる、というところでしょうか。

 

以前にも述べたことなので割愛しますが、社会人に発展的なBBOYINGの時間を捻出することは不可能に近いと言わざるをえません。

 

できないことはありませんが、その他優先順位の高いあらゆる社会的活動を放棄しなければいけません。

 

それでも俺はイキりたいんだ!

 

となれば止めません。

 

でも後悔しないように。