2017-01-01から1年間の記事一覧

プロとアマチュアの差

異様なまでに技術が発展したがゆえに、近年プロとアマチュアの差が歴然としたものになってきている。 キレ・スピード・パワー・スタミナであったり、クラッシュをしない正確性であったり、クリエイティビティであったり。 踏襲すべき要素が遥か彼方にまで伸…

それぞれのベストバトル・ベストシーン

ネット上に腐るほど上げられているバトル動画。 はっきり言って全てを網羅することは物理的に不可能です。 ビッグイベントや身近なイベントにプラスアルファでその他を見ることができれば御の字、といったところでしょうか。 大量消費で次から次と捌いていか…

良質なYoutubeレクチャー動画

世には様々なレクチャー動画が氾濫していますが、最終的に「練習あるのみ!」というなんとも言えないオチで終わることがほとんどであり、もう少し突っ込んだコツを知りたいと考えている人が大勢いるのではないでしょうか。 で、そんなに多くの動画を見ている…

結局エアーって必要なの?

BBOYの花形ムーブであるエアー。 結論としてはできなくてもまったく問題ない、と考えています。 いや、もちろん出来た方が動きのバリエーションは広がるし、なにより一般受けが最高で超人感を味わえます。 なんなら全BBOYの悲願である激モテを達成できるかも…

BC ONE 2017

一年が過ぎるのはあっと言う間ですね、、、 BC ONE開催です。 BC ONE 2017のチャンピオンは誰になるのか。 世界最強のBBOYは誰なのか。 今現在において最も関心が高く、また最も過酷で価値のあるタイトル。 トーナメント表を見ればビッグネームが名を連ねて…

ブレイクビーターズを見た感想

結論から言えば求めていたものと違い眠くなってしまいました、、、。 可能な限り史実に基づいた当時の東ドイツのbboyシーン、そしてbboyのかっこよさ・本質が描写されていることを期待していましたが、、、。 この映画は葛藤と妥協が連続しています。 自由に…

二流BBOYが世界一になる方法

BBOYの世界で最も権威あるタイトルと言えばBC ONEに他ならないでしょう。 毎年最強の1人が選ばれ、2017年時点においてもチャンピオンは数えるほどしかいません。 その他にも、現在は世界一を名乗れるイベントが多数乱立している状況ではありますが、乱立…

BBOYの本質は酸っぱい葡萄にあり

BBOYINGを始めた動機で最も多いと思われる理由はずばり、回ったらかっこよくて注目される、ということではないかと思います。 そして、ポケットばりのパワームーブを夢想して練習に励むも、あまりの壁の高さに心が折れスタイルに走る、というのが大多数の常…

練習環境が悪いとスタイラーばかりになる

BBOYの好むフロアーとは? これはもう満場一致で、ひっかかりがなくツルっとして滑りが良く摩擦係数の少ない床でしょう。効いてほしい時にグリップが効けば言うことありません。 実際にそこまで状況の良い床で踊れることはそうありませんので、基本的にはど…

いつまで経ってもうだつの上がらないBBOYは辞めた方がいい

あなたの周りにもいませんか? いつまで経っても下手なBBOY。 ハッキリ言いましょう。 辞めた方がいいです。 ライフワーク、あるいはアイデンティティだと考えてるなら止めませんが。 こんなことを言えば、人の趣味なんだから勝手にさせろ!なんてひどい奴だ…

ストリートで練習するということ

ストリート、あるいは正規の手続きを経ずに公共の場で練習するBBOYは多い。 練習場所が無い、時間が合わない、みんなそこに集まるから等の理由からであるが基本的には通行人の邪魔になっていることは今更言うことでもないだろう。 ダンスに興味がある者から…

オリジネーターSir Swift

Sir Swift (Magnificent Force) Early 80s. one of the creator of Airmove

6ステップ~SPY~

というわけでSPYですね。 お前に言われなくても知ってるよタコと言われそうですが。 6 STEP、4 STEP、SWIPESのオリジネーターですね。 BBOYの礎を築いた重要なBBOYです。 SupremeGeometry Series : SPY The man with a thousand moves!

エアフレアーのオリジネーター

オリジネーターシリーズ第2弾ということでエアフレアーです。 エアートラックスじゃありません。 濃厚なのはFreddie Freshですね。 Freddie Fresh The original air moves 1984 17秒あたりで飛ばしてますね。 現代のダイナミックなエアフレアーと比較する…

ヘッドスピンの歴史(適当)

ヘッドスピンの歴史について(適当)bboyとして世界で初めてヘッドスピン(ドリル?)をしたのがBBOY SWANEらしい。bboyキッド・フリーズはエンドレスヘッドスピンを発明したと考えられているが、1933年の映画「野生の男の子」でヘッドスピンの映像を確認す…

ジャッジの問題は永遠に

とかくジャッジで紛糾しがちなbboy界。 あからさまな依怙贔屓。 ただ長くシーンにいるだけの化石スタイルな大御所風。 現役がやれどレジェンドがやれど個人の価値観に依存しすぎているため、根拠を提示されても腹の中ではまったく別の事を考えてるかもしれな…

BBOY PARK 2017~イッセイ劇場~

bboy park 2017は完全にイッセイの独壇場でしたね。 何をしても全てひっくり返される虚無感たるや。 これ以上ないほどに他を圧倒し、プロフェッショナルがなんたるかを見せつけた形でした。 年齢を考えても、もしかすると今後10年はイッセイ天下が揺るがな…

怪我をしないことの重要性

あまり表だって語られることが無いbboyの怪我についてです。 bboyであり続ける限り怪我から逃れることはできません。 特にパワームーバーは深刻な怪我に悩まされていることが多く、一生付き合う必要が出る場合もあります。 スタイラーについても、ふとした瞬…

型にハマらないことが魅力なのに型にハメたがる奴らがいるのはなぜだ?

現在のbboyingは日進月歩で、次から次と新しいアイディアが産み落とされている。 時にはコロンブスの卵のように 時には永永無窮のごとき鍛錬の末に 信じられ無いようなアイディアで溢れかえっており、そこには先人のオマージュや、先人からのインスピレーシ…

ブレイクダンスは金がかからない趣味なのか?

ブレイクダンスは体1つさえあればいつでもどこでも出来る、という利点があります。 (ベストなパフォーマンスが出来るかどうかはともかくとして) 大なり小なり専用の道具や器具が無いと何もできない、という類の趣味ではないため、やろうと思えば24時間い…

結局何時間練習したらいいのか

まずはストレッチ。 フリーズの練習。 気力・体力が充実している序盤にパワームーブ・スキルの練習。 体が慣れてきたら未習得のパワームーブ・スキルの練習。 併せて習得済みのパワームーブ・スキルのクオリティを高める練習。 これが一番精神的にも肉体的に…

スタイルと性格の相関性

個人的な見解ではありますが bboyスタイルと性格には多大な相関性があり、スタイルを見れば大体の性格が見えてきます。 というか大体見たまんまだったりします。 ①パワームーブ・スキルオンリー 寡黙な人が多い。控えめ。しかし、内に秘めている熱量は高い。…

isseiコピー

どの時代もミーハーな層がいて流行りがあるわけですが 現在で言えばisseiぽい感じが流行りでしょうか。 bboy界のインフルエンサーとして大きな影響力がありますので真似したくなる気持ちもわからないでもないですが、、、 というか根本的に真似できるような…

bboyはこうあるべきだ、という考え方

bboyはこうだ、という原理原則・歴史に基づいた考え方があります。 rock danceは本来こういうもので、uprockがうんちゃらかんちゃら、toprockはこうで、最後はfreezeして、powemoveももちろんこれがこうで、この動きをするなら曲はこうで、bboyはそもそもこ…

最速でブレイクダンスが上手くなる方法

①溢れるほどに公開されているメソッドを取捨選択し、原理を知ること。 ②家に練習スペースを設けること。 ③怪我を避けるためにマット等を使用すること。 ④柔軟運動を欠かさないこと。 ⑤自重トレーニングを欠かさないこと。 ⑥動画サイトを用い、あらゆる動きを…

道路で撮影するbboy

本当に止めた方が良い。 自分たちは「かっけー!!」とか「周りに見られてテンション上がるわ~」とかなってるかもしれないけど、第三者から見るとタダのルール違反の迷惑行為で「やっぱダンスやってる奴らってこの程度なんだな」と思われるのがオチで、、、…

ダンサーは金にならない。ブレイクダンサーはもっと金にならない。

とにかくダンサーは金にならない。 ブレイクダンサーはさらに金にならない。 金にならないから虚業に身を落とす者もいる。 ダンスに時間を割けば割くほど、優先事項が後回しになり、先細り、人生に窮することになる。 ダンスの上手さと時間配分はそのまま比…

ユースオリンピック競技にブレイキン(ブレイクダンス)が正式採用

ユースオリンピックにブレイキンが正式採用です。 以前、ブレイキンとオリンピックは水と油で相性が良くない、という話を出しましたが、決定したからには前向きな方向で捉える必要がありますね。 果たして、これがオリンピック正式採用への試金石となるのか…

BBOYのタトゥー

BBOYのタトゥーについてです。 タトゥーそのものの議論はともかくとして、BBOYのタトゥーについての話です。 BBOYINGのためにタトゥーを入れている場合については、日本における諸々のデメリットを甘受する覚悟から、BBOYに命を懸けている、という意思表示と…

動画サイトによりインストラクターは淘汰されていくのか?

年を追うごとにモンスター級のbboy達が次から次と誕生している昨今。 インターネット、動画サイトの隆盛により、上手いbboyの条件であった「場所」という最も大きな障壁が限りなく低くなっている。 知識、技術は大都市の活動人口が多い地区に集約され、シビ…