2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

Red Bull BC One USA 2019/crazy legs

今回のRed Bull BC One USA 2019で感じたことを1つ。 crazy legsの存在である。 1979年にrock steady crewに加入し、2019年現在において40年以上のキャリアを持つレジェンドである。 bc one all starsのメンバーであり、レベル的には軒下を借りるような形で…

hiphopが底辺属性を有しているのは必然か?

まずhiphopの歴史を紐解いた時に、マイノリティのカルチャーが端緒であることに異論は無いかと思われる。 マイノリティは誤解を恐れず言えば蔑まれ、社会的立場の弱い存在である。 hiphopはアメリカの多文化主義の副産物であり、世界のメジャーである白人層…

10代bboyが幅を利かせていないシーンは不健全である

タイトルのとおりである。 各地方で10代bboyが席巻していないシーンはないだろうか? もしもあればかなり不健全である。 20代、30代はこれから衰え始める年代であり、メソッドが確立している現代においては10代でこうした年代層のbboyを圧倒することが比較的…

BBOYイベントのほとんどは素人仕事

BBOYイベントにおける集客力は非常に弱い 宣伝をするでもなく付加価値を加えるでもなく、来たい人が来ればいい、みんなが喜んでくれればいい、赤字にならなければいい、というイベンターがほとんどだ。 下手をするとイベントを主催している、という自己陶酔…

UPROCKと競技性は反比例する

個人的な見解ではあるが今現在においてUPROCKは死にかけている要素の1つである。 原因として考えられることは競技性の先鋭化だろうか。 競技としてミスが許されなく体力配分のことも考えるとUPROCKを挟み込む隙間が減少していくのは致し方ないことと言える…

出し渋り老害の弊害はbboyにも適用されるか?

インターネットの発達と人類の発達は比例関係にあります。 ブラックボックスとなっていたありとあらゆる構造・仕組みが、インターネットとそれを公開することで得られる「金」により広く明らかになりました。 これはBBOY界も例外ではなく、インターネットが…

最もエキサイティングな年だったBOTYは?

これはもう人それぞれとしか言いようのない部分ではありますが、個人的には98年が最もエキサイティングな年だったのではないかと考えています。 会場、音楽、雰囲気全てが最もHIPHOPらしく、現状から見ればまだ発展途上のレベルであるにしてもバトルも遊び…

hiphopエレメンツの中でラップだけが世界一になることが極端に難しい

ラップに関しては世界一を決めることが非常に困難であると言える 各国において母国語によるラップは広く浸透してはいるだろうが、世界統一基準がないのが現状ではなかろうか。 ラップバトルをしようにもそれぞれ言語が異なるため、母国語ではない者からする…

ストロングスタイルは安易に選択してはいけない

無重力を表現することにおいて最も象徴的なカテゴリーであるストロング 特に下肢障害のあるbboyがズバ抜けており、健常者においては到達点が見えてはいるがそこに辿りつくまでがほぼ無理ゲーというチート容認の温度差が最も激しいカテゴリーでもあります。 …