Red Bull BC One USA 2019/crazy legs

今回のRed Bull BC One USA 2019で感じたことを1つ。

 

crazy legsの存在である。

 

1979年にrock steady crewに加入し、2019年現在において40年以上のキャリアを持つレジェンドである。

 

bc one all starsのメンバーであり、レベル的には軒下を借りるような形であるとは言え歴史そのものであることに意味がある人物であり、レジェンドken swiftとの確執はあれど、bboying発展の貢献具合は他に類を見ないものである。

 

そうしたことを踏まえた上で、Red Bull BC One USA 2019という最前線で現役としてバトルに出ている姿は非常に重要な意味を持つと考えている。

 

キャリアが増すにつれ最前線に出てこなくなる者が多い中で、ベテラン、ましてやレジェンドがバトルに出る、ということは勝敗以前の問題としてあらゆるしがらみを振りほどき、bboyingを楽しむ、という点を改めて周知させ、世のベテランたちを反省させるに十分なものであった。

 

また、とても50代とは思えないような動きであり現状に甘んじない姿勢も改めてリスペクトを感じさせるものであった。