日本では珍しいフレイバーがワールドクラスのbboy
bboy不毛の地として有名な北海道出身のbboyであることも興味深い点である。
北陸以北からワールドクラスのbboyが輩出されることは稀で、その中でもオールマイティフレイバー系となると非常に特異であると言える。
北海道出身で最も有名なbboyと言えばモータルコンバットのshunjiが挙げられるが、キャリアを見ると大阪bboyと言っても差し支え無く、本来のその土地でキャリアを積み上げてきたという意味では北海道初のワールドクラスと言える。
bboyネームもhoktからsteezy skeeとした時点で、明らかに別次元に進化しており、bc one2007のtaisukeを彷彿とさせるような超進化が見て取れる。
フレイバーの権化であるbboy bornと比較しても遜色無いレベルであり、競技型に特化しつつある日本のトップbboyとは一線を画すスタイルは貴重である。
bc one本選の出場に際し期待が持てるbboyであるが、オリンピック型ではないかもしれないという懸念がある。
とは言え、オールマイティ型のbboyであり、大会によりスタイルを自在に調整してくる器用さは当然持ち合わせていると予想される。
新時代のjapanese bboyを語るにあたり外せないbboyの1人である。