老害はなぜ最近のBBOYは個性が無いと言うのか

老害の代表ワードとして

 

「最近のBBOYは上手いけど個性がない」

 

が挙げられます。

 

もっと言うと

 

「テクニックはあるが昔の方が個性があった」

 

と言います。

 

これは酸っぱい葡萄理論そのものですね。

 

対象を貶めて自己保身を図る卑怯な手法であり、最早最新の技術に体も頭も対応できなくなった狡い大人の保身の術の1つです。

 

こういったワードを口にする老害には百害あって一利なし、大気圏外レベルで距離を取りましょう。

 

口にしている老害がどの世代に属しているかまではわかりかねますが、いずれにしてもBBOY人口爆発以前の世代と考えるのが妥当でしょうか。

 

これは少し考えると当たり前の話で、BBOY人口が少ない時代ならいざ知らず雨後の筍のように爆発的に増加した現代のBBOY人口の中で突出した個性を出し他者から一歩抜きんでるのは並大抵のことではありません。

 

当然すぎて言うのも恥ずかしいことですが、競技人口が多ければ多いほど競争率は高くなります。

 

もしここで「勝つこと」ではなく、あくまで「個性」そのものにスポットを当てているならば話はまた違ってくるのですが、熾烈なBBOY界において「下手でも個性があるならいい」という話にはなりませんので、こうした考え方は除外します。

 

皆判で押したように同じ動きをしたりシルエットが似ている、等諸々の言い分が老害さん達にはありますが、そもそも先行者利益を享受している世代だったりしますのでアテになりませんし、現在のようにメソッドが確立しておらず手探りの世代だったりしますので、そら違いますわと。

 

これで「基本を大事にしろ」と言った暁には役満ですね。

 

基本を大事にしたら個性が無いと言ったりダブルバインドで若手潰しにかかってどーすんのかとw

 

そもそもあんたに個性あるの?という話にもなるわけで。

 

あんたこそ死ぬほど見た好きなbboyのコピーじゃないの?

 

ごちゃごちゃ言うなら現役bboyをバトルで完封してから言った方がいいんじゃないの。

 

最新の技術を体得した上で個性出してみなさいよ。

 

「レジェンド」という名の優しさで包んであげてるだけなのに勘違いしてしまうパターンであり、個性がないだの言いだしたら終わりですね。