オリジナルは身体能力に依存する時代

ありとあらゆる可能性が模索・体現し尽されている中で、オリジナルムーブを生みだす難易度は年々高まっている。

 

何もしていない一般人と比較すれば、並みのbboyであったとしても超人的な身体能力を有しているように見えることだろう。

 

だが、並みのbboyが体現しうるオリジナルは既に掘り尽されており、次元の異なる領域での発掘作業が行われいるのが現状である。

 

柔軟性、筋力、バランス、発想力

 

いずれが欠けてもフレッシュなオリジナルは生まれない状況である。

 

しょーもない動きをオリジナルと称することはできるだろうが、そこにフレッシュやクール、高精度が備わってなければただの色物で終わり評価されることはない。

 

ただ変なだけ、ノリだけ、勢いだけということであれば除外対象である。

 

人体は、コンピューターのように素材さえ揃え構築してしまえば基礎的な能力が倍々加していくものではない。

 

地道に、かつ常にフィジカルを磨き続けるしかない。