bboyingにおけるダンススタジオの活用方法

結論から言うと師事するインストラクターを一人に絞らないということが肝要です。

 

bboyingが幅広く奥深いため、インストラクターごとに得手不得手があります。

 

パワームーブがやりたいのにスタイル重視のインストラクターについても実入りはありません。

だってインストラクター自身がパワーができないから、理論的なものは伝えてくれるかもしれませんが、「できていない」が故に最短距離かつ確実性という意味ではかなり怪しいと言えます。

 

できていないから当然説明ができません。

いやネットに溢れている通り一遍の説明はできるかと思います。

 

例えばトーマスを回す時に足は耳を蹴るように、という説明があったとして、その説明ではどうしても出来ない生徒がいた時に経験者は多くの引き出しを有していますので、また異なった角度、説明方法で問題をクリアにできることが多いです。

 

一個人の中だけでも方法論が数多く存在するのであれば、一人に依存した教育方法は偏重を生みかねません。

 

インストラクターは得意分野を教えたがります。

そこに注力してきたわけですから、様々な手法で説明や実践が可能だからです。

また、おもいもがけない観点や手法を有している場合がありデキる人間の教えは貴重なものです。

 

しかし、やりたことはデキる奴から聞く、という大原則が時に守られないことがあります。

 

実現力、実効力という観点からいけば、できてない奴が何を言おうとでも、あなたできてないですよね?という身も蓋も無い結論に至ります。

 

できてない人の理論に従っても、言ってる本人が出来てないので、論理的に考えてその理論は実現可能性が低いということになります。

 

ダンススタジオは立ち上げるにあたり、本人のレベルは関係ありません。

やりたい人がやるという形なのでスタジオをやっている、インストラクターをやっているからと言ってレベルが高いわけではありませんし、基本を確実に教えられるかというとそういうわけでもありません。

 

誰も聞いたことの無いような地元のイベントの経歴を載せられたところで、客観的に見て競争率の低いイベントで勝利したことの価値は低いわけですが、ダンススタジオに通おうと思っている層はそんなことはわかりません。

 

導入として試行的に利用するに留めるのが最適解なのかと思ったりもします。

当然やりたことをデキている人がいるならすぐに聞きに行くべきです。

ただし、現在はネットに吐いて捨てるほど良質なレクチャー動画が溢れていますのである程度理解した後はネットのみでもいいのではと感じています。