もはや「ストリート」ダンスではないかもしれない

現代はストリートで練習していてはあっという間に置き去りにされかねない時代だ。

 

冷暖房、クリアーなフロアー、怪我防止のためのあらゆる道具

 

本当に上を目指しているならば研究室に籠るかのようなストイックさが必要だ。

 

対して、ストリート勢はと言えば衆目に晒されながら過酷な環境で頑張っている。

 

衆目に晒されることが目的になっている場合もある。

 

しかし衆目に晒されるということは「恥」の隠蔽に繋がり、新しい技を会得するために繰り返される地味で恥ずかしい失敗をしたがらず、今自分ができることを繰り返すだけに留まることとなる。

 

停滞

 

今やストリートは停滞の象徴である。

 

高度化が進展すればするほど、舞台が整えば整うほど、ストリートで練習しているあらゆるカルチャーは停滞せざるをえない。

 

それでもストリートに真髄があるだの、クラブに行かなければノリがどうだの言う奴で本当に凄い人を見たことがない。

 

毎日クラブに通っている奴より適切な環境で地道に練習している奴の方が圧倒的に上手い。

 

当たり前すぎる話ではあるが、、、。