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ブレイクダンス・bboyの現実社会に関する問題

しょっぱなから重たい話ですw

 

社会との折り合いの付け方っていうのは、ブレイクダンスをしている人間に付きまとう重要な問題だと思っています。

これから始めようっていう人にとっては、将来的にどういうことが起きるのかという指標になるんじゃないでしょうか。

 

一昔前は極一部の人しかやっていなかったブレイクダンスですが、誕生から数十年経過した現在、ネット環境の向上も相まって裾野も広がりBBOY人口はかなり多くなっていると思います。

 

それと同時にBBOYの高齢化(とは言っても50代、60代とかの話ではありませんが、、)も進み、社会とどう付き合っているのかと言う先輩方を見る機会を得ることができます。

ブレイクダンスが誕生したての頃は、ブレイクダンスを続けていくとどうなるかっていう見本が誰もいないわけですから、まったくの未知数の状態です。

 

結論から言えば、辞める、HIPHOPの別ジャンルに移行する、辞めてはいないが表舞台から消える、何かを犠牲にして一線に立ち続ける、と言ったとこでしょうか。

 

まず、ブレイクダンスを辞めるっていう点に関してはもうそのものズバリですね。

 

仕事を始めて練習する時間が減る→上手くならないor現状維持→バトルで勝てないorできていたことができなくなる→モチベーション低下→フェードアウト

 

って感じですかね。

スキル・パワー系だとなおさらですね。

基本的にリスペクトされることに飢えてる人が多いので、バトルで勝てなかったりできてた技が出来なくなって周囲からの反応が芳しく無くなってくるとやる気が無くなるという人は多いです。

ブレイクダンスが好きでしょうがないって人も、バトルやら技やらの過程で得られる賞賛の快楽を覚えて、手段と目的が入れ替わっちゃうことは往々にあります。

 

ダンス以外に面白い事を見つけてスッパリ辞めてしまう人もいますね。

 

次に別ジャンル移行。

これはDJに移行する人が多いイメージです。

グラフィティ、ラップ、撮影、、、等々。

根っからHIPHOPシーン、BBOYシーンが好きなのか、ただそのシーンに何らかの形で関わって権力行使したいのかは定かではありませんが、長年かけて培ってきた居場所を失いたくないパターンかと思われます。

 

辞めないで練習はしてるが表舞台に出なくなる、という人が意外と多いんじゃないでしょうか?

練習時間は減ったけどやっぱりダンスは好きだし続けよう、でもバトル出てもどうせ負けるし、負けて恥かくのも嫌だから自己満で続けようって感じですね。

あとはもともと根っからのバトル嫌いで練習好きの人が当てはまりますね。

これも先に述べた別ジャンル移行と根底に流れるものは同じかと。

まったく練習しなくなるとダンス界隈の人とそもそも会わなくなってしまうので、ダンス仲間との繋がりは確保しておきたい、というところでしょうか。

勝ち負けに対する焦燥感も無いので惰性感がかなり伝わってきて、向上心の塊みたいな人とぶつかりがち。

 

とにかく一線に立ち続けたいと考えてる人。

このタイプがかなりの犠牲を払ってる印象です。

とにかくダンス優先です。

フリーターで定職はなく、ジプシーのように次々と仕事を変えていく人が多いです。

中退、留年、転職当たり前です。

選択肢が狭まるため、仕事も基本的には底辺・ブラックと呼ばれる仕事を選ばざるをえず、低所得のため車の維持もままならず、ひいては結婚・子供・家など人生の一大行事も遅れがちです。

また一線に立ち続けるという部分もなかなか曖昧で、全国・世界というよりは自分の地元での一線という方が大多数ではないでしょうか。

地元では鳴らしているという方がその評価を落としたくないがために、長時間の練習を欠かさないというものです。

そこには優越の維持、凋落への恐怖といった本能に訴えかけてくる分だけ性質の悪いものが含まれており、結果的に勝ち続けないといけない脅迫感に追われ続ける終わりの無いラットレースに巻き込まれていきます。

しかしこれも長くは続きません。

いつかは終わります。

加齢による身体能力の低下、後進の成長、生活環境の変化、等々が必ずいつか訪れ、無情にもかけがえのない努力は灰塵と帰させられるでしょう。

果たしてそこまでの犠牲を払って続ける価値があるのか?

技でもなく、メソッドでもなく、後進BBOYに伝えるべきは最も重要なことはこの部分では無いかなと感じています。

 

なぜBBOYINGを始めたのか?

それは人生を豊かにするためです。

それがいつしかBBOYINGが人生を荒廃させ始めるのでは本末転倒ではないでしょうか。

 

私自身はブレイクダンスをやっていたこと自体は非常に良い経験になりましたし

注いだ努力も含めて後悔はしていません。

 

ですが、どうしてもひっかかる不都合な面があるのは確かです。

そして大多数のBBOYはそうした不都合に目を瞑り、ダンスに振り回され不合理な行動を取ることが多い。

 

BBOYである前に大人として、一社会人として

より良い人生を送るために必要なことを伝えるべきだと思い書き始めましたが

思いがけず長くなったので続きます、、