bboy界における世代交代は恐ろしくシビアである

一時期隆盛を誇り、イベントで見かけない日はなかったbboyもある日を境に忽然と姿を消し、あっと言う間に皆の記憶から完全に忘れ去られ、あの人は今状態なのがbboy界の常である。

 

シーンに残るためによほどの功績を残しているか、あるいは違う形で関与する形でなければ、その存在はなかったものとなることが多い。

 

数十秒の刹那のために懸けた膨大な時間と労力は泡と消え、誰の記憶にも残らない。

 

いや、残っていても「今」通用しなければ意味がないのかもしれない。

 

老人が語る昔話ほど退屈なものはない。