bboyingにおける流行について

bboy界では常に何かしらの流行があり、一度流行りだすと猫も杓子もやり出します。

 

ある1つの技もそうですし、bboyとしてのスタイルもそうですし、服装もそうだったりして、とにかく旬の状態というのがあります。

 

超人的な技は選ばれし者しかできないとして、まずそうしたトレンドからは除外されますが、ある程度の難易度で普遍性を持っており短期間で習得できるものについてはとにかく異常な広がりを見せます。

 

またさらに言うと地域的なトレンドも存在しており、世界的なトレンド、国だけのトレンド、またさらに小さな各地方ごとのトレンド、等々時間・空間ごとに様々なトレンドで常に埋め尽くされています。

 

オリジナリティや個性が尊ばれる業界でトレンドというのもおかしな話ですが、、、

 

逆に言うとそうしたトレンドから外れることで簡単に差別化が行えます。

 

トレンドものを一切やらない。

 

周囲に流されない。

 

ということですね。

 

もうありとあらゆる動きは出尽くした、と言われる中でも常に新しい動き・スタイルが生みだされています。

 

温故知新を求めるもよし、フロンティアを開拓するもよし。

 

なんでもありの中で、なぜトレンドの後追いばかりするのか?

bboyのパクリ・バイトについて

パクリ・バイトについて。

 

bboy界において非常に難しい問題の1つです。

 

基本的にはバイトはご法度とされています。

 

 

極端なまでに絶対にバイトを許さないグラウンドゼロのような人もいれば、まぁ凄ければバイトでもいんじゃない?と言ったゆるキャラみたいな人もいたりでなかなかバイトに対する統一的な見解が出されていないのが現状ではないでしょうか。

 

ただいずれのスタンスにしても矛盾を内包しているところが痛いとこでもあります。

 

これだけbboy人口が拡大しネットですぐにムーブを見れてしまうこのご時世で、絶対にバイトを許さない!とはちょっと言いづらいのかなと。

バイトがダメならそもそものファンデーションはいいのか?

ファンデーションは基本という扱いでバイトにならないのか?

そもそもどこからどこまでがファンデーションなのか?

自分が考えたムーブに先駆者がいたら潔く捨てるのか?

それとも、「自分で考えたから」被っていてもオリジナルとするべきなのか?

 

バイ原理主義の人の考えもまちまちなのかなと。

 

そしてバイトしても凄ければいーよー!という人も、根底にはバイトの後ろめたさを感じていたりでなかなか複雑です。

 

ネットが無い時代なら遠征先でムーブをパクっても地元の人間は知る由も無くオリジナル顔できますが、今は動画サイトのおかげですぐにネタバレします。

 

本人はバレていないと思っているのか、はたまた割り切っているのかわかりませんがバイトは確実にバレますw

 

ネットの功罪とも言えますが、トータルで考えると圧倒的に功が勝るでしょう。

 

何事も全ては模倣から始まります。

 

ワンダーボーイよろしくオリジナルオリジナル言うなら永久凍土の中まで探しにいかなければなりませんw

 

日本には守破離という三段階の成長に関する考え方があります。

 

bboyに例えるならば

 

守 = パクリまんま。ディスの対象。

 

破 = アレンジを加えて脱パクリ。パクリ臭は残るが評価はされる。

 

離 = 完全なオリジナルムーブ。イノベーター。

 

という感じでしょうか。

 

守破離の守で終わっている人が多すぎるのが今のbboy界の問題かと思います。

 

トレンド後追いの追従型による平均化・マンネリ化の大量増殖でシーンに閉塞感が漂う一因にもなります。

 

bboy界ではフレッシュという言葉がよく使われます。

 

フレッシュに対する考え方は色々あるかと思いますが、要するに自分にしかできないことをする、そして固執せず常に革新を求める、というところなのかなと。

 

毎回毎回同じムーブ、バリエーションのbboyを見ていてもワクワクしませんよね。

 

何より自分がワクワクせず、固執することでbboyとしてのフレッシュ感が死んでいきます。

 

続く、、かも?

三宅洋平さんについて~bboyの政治意識~

さてさてfacebooktwitterhiphopダンサー界隈では三宅洋平を推そう!という動きが起きていますね。

 

個人個人色々な政治理念があるのでそこに触れることはしませんし三宅洋平さんについても特に何か批判するわけでもありません。

 

が、

 

政治意識の希薄なダンサーやヒップホップな人達をそれとなく誘導するようなやり方はどうかな?と。

 

言い方は悪いんですがダンサーの方々は政治への興味関心が薄く、こうした事に対してすぐ右に倣えしてしまう傾向が強いです。

言うならば幼稚園児に洗脳教育しているような形ですね。

hiphop臭を出すとすぐ影響されます。

なんかかっこいい!と。

中学生じゃないんだから。

 

何事にも負の側面があります。

 

三宅洋平はコンプラ違反にならないのか?」と検索してみてください。

支持母体や具体的な政治理念なども調べてみてください。

 

投票は清濁併せ飲んで、それでも自分の政治理念と近しいと思う人に投票するものです。

100%自分の考えと同じ人はいません。

 

清濁併せ飲んで、それでも、と思うなら投票するべきです。

 

しかし、facebooktwitterでみんな話題にしてるな~くらいで投票するのはもう止めにしませんか。

 

申し訳ないがそうした政治意識の低さもbboyの地位確立の妨げになっているんです。

 

政治なんか興味ねぇ~ダンスできればいいや!

でも選挙前になったらなんか急にみんな騒ぎだしたぞ?

へ~hiphopっぽいしみんないいって言ってるからこの人でいいや!

よくわかんないし調べたり勉強するの面倒くさいし!

 

多分こんな感じじゃないですか?

 

hiphopやbboyが票田になる、という可能性は政治家の方々に非常に強い意味を持つと思います。

bboy達はその場限りでいちいち人に流される生き方を辞めませんか?

ああはなりたくないと思う先輩が多すぎる件について

タイトル通りです。

 

ああはなりたくないな、、、と思う先輩が多すぎます。

 

未だに夢を追いかけ続けてニート、フリーター、ブラックな仕事であえいでいる、時間にだらしない、お金にだらしない、女にだらしない、家庭を顧みない、万年金欠、落ち着きが無い、、、等々

 

しょうもなさが極まって今時中学生でもひっかからないネットワークビジネスにも余裕でひっかかります。

 

bboyの未来は暗いのか、、、と社会的な認知や地位を諦めてしまうほどのダメ人間製造機的な性質を有しているbboying。

 

まぁそうじゃない人もいるんですが比較的ダメ人間の割合が多いという、、、

 

bboyはセレブになれるのか?その2

bboyがセレブになる方法をつらつら考えてみる。

 

プレイヤーとしては現時点では芸能人化しか無いと思われる。

 

CM、スポンサー、営業、講演会やらやら、、、

 

バックボーンや境遇を考えた時に武井壮方式が成り上がるのに一番近い。

 

完全なるタレント化。

 

ただ類まれなトークのセンスやキャラが必要不可欠で時流もあるため完全に運任せ。

 

加えてタレント活動を行うのでプレイヤーと言っても一線で踊り続けれるようなバリバリの現役を続けることは不可能。

 

後はEXILE方式でアーティスト化だけど、bboy、ダンサー関連の先発の方々がことごとくポシャってるのを見るとなかなか難しそうではある。

 

女子中高生受けしそうな愛と恋とか友情とか夢とかをメロウに歌い上げてる横でパワーぶんぶん、スレッド抜き抜きとか個人的にはおもしろいけど奇妙すぎる。

 

次はオーナーとして

 

従来のダンススタジオのやり方ではそれこそ有象無象の中に埋もれて日銭を稼ぐので一杯一杯になりかねない。

 

高齢化社会を迎えるにあたり、高齢者の取り込みが急務であることは明白であり、手つかずのブルーオーシャンだと思うのは自分だけだろうか?

時間もある、お金もある、無いのは健康だけ。

 

そんなご老人方にbboyingを媒介とした健康増進を訴えることで新たな市場を創設することができるかもしれない。

 

もちろん老人用にカスタマイズする必要はある。

 

bboyにありがちな勘違いに、とにかく上手く無ければいけないという考えがある。

 

それが一般層を遠ざけてることにも気付かずに。

 

オーナーとして考えることはそういうことではなく、いつでも、誰でも、どこでも、気兼ねなく万人が楽しめることを提供しなければいけないということだ。

 

bboyingには手付かずの世代が多々ある。

 

老人ではなく30代、40代、50代でもいい。

 

健康や体力維持のためにジムで汗を流している世代である。

 

そこを奪えることができたら。

 

フィットネス化できればなおいい。

 

やりたいけどこの年になって今更気恥ずかしいし上手くできなかったら恥ずかしいし、、、

 

そんな障壁を取っ払ってやるように敷居の高さをこれ以上ないくらい下げなければいけない。

 

まぁこの話はセレブになれるかどうかの話とは少しずれるかもしれないが、、

 

とにかくbboyは敷居の高さを下げないといけない。

bboyはセレブになれるのか?

bboyはとにかく金が無い。

 

真剣にやればやるほど金が無くなる。

 

そのためかリッチなbboyを見たことが無い。

 

社会に組み込まれていく中で疲弊し摩耗し、日々の疲れからスキルアップのための熱意も削がれていき毎度毎度似たようなムーブを繰り返し、それでも現状維持するために練習は欠かさず、バトルやイベントがあれば土日を潰し、ショーの練習があれば睡眠時間を削り夜中まで、、、

 

リッチになる要素が無い。

 

でかい家を建てて

 

高級車を乗り回して

 

一流品に囲まれて生活する。

 

元々リッチな人間を除いてbboyingだけで成り上がった人間が果たしているんだろうか。

 

bboyingが人生を豊かにするための手段ではなく、疲弊しきった生活の中で唯一掴める藁のような存在になってしまっては本末転倒だ。

 

武士は食わねど高楊枝、とは言うがそれは満たされない人間のやせ我慢であり、できうるならば満たされた人生の方がいいはずだ。

 

bboyがセレブレティになる方法はあるのか?

bboyとクラブのお話

あまりbboyはクラブイベントに行かないイメージがあります。

 

言わずもがなかもしれませんが、

 

①土日のイベントは込みすぎて踊るスペースが無い。

 

②EDMで踊れない、テンションが上がらない。

 

③クラブに行ってる時間があったら練習したい。

 

④意外と真面目な人が多い。

 

⑤そもそもクラブに行くお金がないw

 

大きな箱の週末イベントだとhiphop臭はほとんどなくbboyの居場所はまったくありませんのでしょうがないかな、という気もします。

 

しかし多くの時間と労力を割いているbboyingをお披露目する場所が、誰かにあつらえてもらったこじんまりしたイベントだけではなんだか物悲しい気がしませんか。

 

クラブで雰囲気やフレイバーを身につけろ!と老害みたいなことを言うつもりはありませんが少なからずそうした側面があることも事実なのでたまには鵜呑みにしてクラブでbboyingをEDMに溶かしこんで遊ぶのも1つかもしれませんね。