キッズを見ればスクールのレベルがわかる

モンスターキッズが量産されている現代において、ダンススクール、特にbboy部門においてそのスクールのレベルを推し量る物差しとして機能するのが、スクール生のキッズのレベルです。

 

これはもう否定しようのない事実であり、検討材料としてはこれのみです。

 

キッズのレベルが低ければスクール、あるいはインストラクターのレベルが低いと考えて差支えありません。

 

キッズbboyに必要なことはなんでしょうか。

 

パワー・スキルです。

 

現時点においてフットワーク・フレイヴァー・トップロックについてはそこまで求められていません。

同時にできれば最高ですが、このへんはある程度後天的に習得することが可能だからです。

もしかするといずれ一桁代の年齢でbconeを制覇するキッズが登場するかもしれませんがまだまだ先の話でしょう。

 

一流bboyのキッズ時代はすべからくパワー・スキルに偏重しています。

 

逆説的に言えばパワー・スキルを怠るとその後は停滞する可能性が非常に高いとまで言えます。

 

隠居・停滞・無成長・スタイル偏重のインストラクターから指導を受けることは可能性の縮小を意味しています。

 

子供にブレイクダンスを習わせたい、と考えている方はスクールのキッズをよく観察してください。

 

それこそがインストラクター・スクールのレベルそのものであるからです。