トリッキングの大会を見ているとbboy musicをかけていることが多い。
ダンスではないので音に合わせてどうこうではなく、ただ選手と観客、会場のテンションを上げるためだけの要素に過ぎないが、その視覚的衝撃性や暴力性、連続性などの親和性から遠くない未来に本格的なトリッキングがbboyingに組み込まれるのではないか、という予感を感じた。
世界一を経験しており今なお前線にいるbboyとして、トリッキングと言えばNEGUINがまず思い浮かぶ。
さすがにトリッキングだけを専門でやっている者には勝てないだろうが、bboyの中では群を抜くレベルである。
おそらく、飽和しきった先に取り入れられる可能性が高いのはトリッキングではないか。
それもかなりクオリティの高い状態で。
スキル、パワームーブと絡めたbboy仕様のトリッキングだ。
また一次元、bboyingが進化してしまう。