年齢を重ねるごとに円熟味が増す、というのは毎日練習を継続し新しいことに挑戦している者だけの話であり現実はそう甘くはない。
ただ続けているだけの者には容赦ない評価が下される。
練習の頻度は減りムーブのクオリティもクリアーさも失われ、できていたこともできなくなり、動きのキレは減る一方。
後輩の温かさに救われているだけであり円熟とは程遠い。
情熱が注がれるからこその熟成であり、漫然としていたのでは腐っていくだけの話である。
ただ継続しているだけでは味が出る、ということにはならない。
ジーンズもレザーも使い込んでいくからこそ味が出るのであり、使い込みをやめて怠けていては味もくそもない。
若いころのように体を張った無茶はできなくなってくる。
頭を使い、日々を研鑽に費やしたものだけがリスペクトされるべきであるが、、、。