BBOYの超低年齢化は加速する

一昔前のキッズbboyと言えば、とりあえずウインドミルやヘッドスピンをしておけばバカ沸きして盛り上がっていたもんですが、最近は異様なまでにレベルが上がってきているためちょっとした技じゃ沸きもしません。

 

子供だからできないよね♪という時代は過ぎ去り、大人も裸足で逃げだすようなモンスタークラスのキッズがゴロゴロしています。

 

従来前の頑張ったね~というあからさまな上から目線の沸きだったものが、現在では明らかに高水準のレベルを求められています。

 

15歳までに世界に出ていけないと国内レベルで留まる可能性が高い時代が既に来ています。

 

10歳までには一通りのスキル・パワームーブ・フットワーク等をマスターしておかないと次のステップに進めないほどに高度化しています。

 

中学や高校で始めました、では遅すぎる時代になっています。

 

それは仮に世界に出ないような趣味レベルであったとしてもバトルで勝つことが著しく難しい状況になっています。

 

今後は3、4歳からやってます、というブレイクエリートが珍しくなくなり、また世界に打って出るのであれば逆に早期英才教育が必要になってきています。

 

トップロック、フットワーク、パワームーブ、フリーズ

 

基本の4要素を網羅するだけでも気が遠くなるほどにも関わらず

 

オリジナリティ、ミュージカリティ、フレイヴァー、アドリビリトゥムまで習得しなければいけません。

 

しかもいずれも高水準のクオリティでなければなりません。

 

加えて10ムーブしようとへたれないスタミナやスピード向上のためのトレーニング。

 

さらに、上記を達成するために必要な下地とも言うべき筋力、柔軟性を地道に、かつ過酷に行う必要があります。

 

列挙して既に嫌になってきていますが、さらにさらに加えて言うならば、1曲でも多くの曲を聞き音楽への理解を深めるためのリスニング、多様なスタイルを理解するための動画研究、bboyの歴史の勉強、身につけるギア・シューズの研究、バトルテクニックの研究、メンタルコントロール、怪我の予防、などなど鬼のようにやることが山積しています。

 

いやほんまに大変ですわ、、、。