プロとアマチュアの差

異様なまでに技術が発展したがゆえに、近年プロとアマチュアの差が歴然としたものになってきている。

 

キレ・スピード・パワー・スタミナであったり、クラッシュをしない正確性であったり、クリエイティビティであったり。

 

踏襲すべき要素が遥か彼方にまで伸びており、これから世界を目指すbboy達は棘の道を歩むどころの話ではなく、業火の炎に焼かれるような思いをすることになる。

 

気分が乗らないから今日は練習しない、だとか、痛いしできないからパワーやスキルはやりたくない、なんて戯言を言う暇も無いくらいに身を費やす必要がある。

 

つまらない地味なことを永遠に反復するアスリート性を帯びていないといけない時代になっている。

 

しかし、それだけの価値が今のところ無い、と言わざるを得ないのが現状だ。

 

プロ野球やプロサッカーの選手なら全く興味が無い者でも名前くらいは知っている。

 

有名なbboyの名前を全国民がそらで言えるような時代が来ない限りは、骨折り損のなんとやら、になる可能性が高い。