ユースオリンピックでブレイクダンス

オリンピックのことを書いたと思ったらタイミング良くユースオリンピックでダンススポーツがプログラムに加わるとのニュース。

 

ダンススポーツという名称、男女混合でブレイクダンスメイン、というところに一抹の不安を感じる部分もあるがまずは今後のブレイクダンスの展望を占う試金石として非常に重要な意味を持つことは間違い無い。

 

しかしダンススポーツという名称、、、あくまでスポーツであることを前面に押し出したようなダサいネーミングだが、名前に引きづられてスポーツの部分に特化しすぎなければいいけど、、、。

 

男女混合の比率も決まってるんだろうか?

決まっていないなら女子は1人でも入っていればいいんだろうか?

そしてバトル中にその女子を出さないことも可能なのか?はたまた全員出ないといけないのか?

日本はbgirlも充実しているから問題無いにしても、bgirl事情が遅れている国としては弁慶の脛になりかねないメンバーをバトルで出すのは大きな痛手だ。

 

ジャンルはブレイクオンリーなのか?

ベースはブレイクで他ジャンルもアリなのか?

そうなるとより審査が難しくなりそうだけど。

 

ジャッジはどうなるのか。

まさかいつも通り勝った方に手を挙げるパターンじゃあるまい。

それじゃ不正し放題だ。

ただでさえ自分の国のbboyにしか手を挙げないジャッジもいる中で、公平性を保つためには点数化、数値化による可視化が絶対条件だ。

手を挙げるだけならなんとでも理由付けができてしまう。

公式にスコアが残る形じゃないと、それこそスポーツマンシップに則らない不平不満の渦巻く競技になってしまう。

ただな~こっちの方がよりbboyらしかった、っていう理由での勝ち方も存在する中で果たしてどういった審査基準が設けられるのか期待半分不安半分、、、。

 

数多のbboyイベントで成しえなかった厳格な得点制度がオリンピックで初めて誕生するんだろうか?

難度Aだの難度Eだの、、、でもそれを上回るmusicaltyの要素、bboyの要素やらにも数値というか難度めいたものが付くんだろうか?

 

競技の内容よりも、外堀を埋めるシステム作りの方が楽しみかもしれない。