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ブレイクダンスの市場規模は?

タイトルの通り、ブレイクダンスの市場規模は果たしてどんなもんなのか?

 

ダンスと親和性が高いと思われるフィットネス市場は4000億円規模でフィットネス用品は155億3000万。

30代以上の利用者が8割を占め、老若男女に広く門戸を開放している業界のため、過酷を極めるブレイクダンスとは相反すると言っても過言ではないほど異なる畑なのでほとんど参考にはならないがまぁ一応、、、

 

メジャースポーツのサッカーと野球はどうかと言うと

 

Jリーグの市場規模が937億円で、サッカー・フットサル用品が623億2000万。

プロ野球が1400億円で、野球・ソフトボール用品が714億9000万。

 

他にも附随するものはあるが、まぁざっくりこんな感じ。

 

そしてゴルフに至っては1兆4000億円の市場規模。

アメリカツアーの全試合の賞金総額平均は 680万ドルを超える水準で、大会によっては賞金総額が1000万ドル(約10億円)を超えるものもあり、優勝者は2億近くを得ることができる。

日本オープンゴルフでも優勝者には4000万が贈られる。

 

ちなみにブレイクダンスの大会でさらっと検索してみた感じ、、、

 

World Bboy Classic2014優勝者に約80万

BOTY 2011年で約36万

R16ソロは30万、チームは150万

DANCE@LIVEが100万

 

個人でもらえる額が高いDANCE@LIVEと比較しても、ゴルフとの優勝賞金の差は約200倍。

本当に単純にですがそのまま比率を当てはめると、ブレイクダンスの市場規模はゴルフの市場規模である1兆4000億円の200分の1で70億円。

確実にこの額よりさらに低いとは思いますが、、、。

 

さて、なんでこんなことを言うかというと、今回ISSEIがBC ONE王者という歴史的な偉業を達成したにも関わらず扱いが小さい!というネットの声があり、それに附随してなぜかゴルフの話題が出ていました。

ISSEIのような本物は中途半端な扱いなのに、とあるプロゴルファーは金もがぽがぽもらってる上にメディアにも頻繁に取り上げられて納得がいかない。ブレイクダンスは難しいから認知されづらいんだ、というような論調でした。

 

それはちょっと待てよ、と。

 

ISSEIは確かに本物です。でもそのプロゴルファーが本物では無い根拠は一体なんなのか?

人間というのはエゴの塊なわけで自然と自分上げ、他人下げをしてしまいがちな生き物ではあるんですが、ここまで偏った意見を全世界に向けて発信するのはどうかなと。

根拠の無い偏見に満ちたバイアスから繰り出される思考停止ディスは巡り巡ってBBOYINGそのものの価値を落としかねませんし、ゴルファーの方が見たならば、BBOYという人種は全員こんなおかしなことを考えているのか?と思われかねません。

 

まず、ゴルフのプロテストの合格率は5~9%であり、そこからさらに賞金を獲得していくことを考えると並大抵のことではないと容易に想像できるかと思います。

プロゴルフ協会の会員は5000人以上おり、2014年に1億以上稼いだのは3人しかいません。1億以上のビッグマネーを手にすることができるのはプロゴルファーの1%以下です。それでもそもそもビッグマネーを得るチャンスすら無いBBOYからすると夢のような話ではありますが、、、。

いずれにしても今回のISSEIのように幾度もの過酷な戦いを勝ち抜くことを本物とするならば間違い無く彼も本物と言えるでしょう。

また先にも挙げた1兆4000億円の巨大な市場規模を有し、減少しているとはいえ700万以上のプレイ人口を抱えているわけですから、ビジネスとしてゴルフには名だたる大企業がスポンサーとして名を連ねています。

市場規模に比例した賞金体系になるわけですから勝つことのできるゴルファーが大金を手にすることはごく自然なことだと言えます。

そして、メディアも掲載・放映する枠には限りがあり、枠を取るかどうかは当然人口に比例します。情報を求めている人数が多いものに多く枠を割くのは当たり前で、またそれがいかに困難であるか、ということの指標でもあるからです。

そうなるとプレイ人口の多いゴルフの扱いは当然大きくなります。

 

さて、

俺がやっているブレイクダンスは難しくて凄いけど、俺がまったく興味の無いゴルフではよくわからん奴が大して凄くもないことをしてるだけなのに大金ももらえてチヤホヤされておかしい!

という考え方は実はそのままブーメランなわけで、一般社会のBBOYへの認識そのままだったりします。

興味がないからどうでもいいってやつですね。

BBOYは大金をもらっているわけでもチヤホヤされるわけでもないので妬みの対象にもならず本当に完全スルーです。

 

基本的に一般人はブレイクダンスにまったく興味がありません。

興味が無いのでBC ONEを見ようとも思いませんし、誰が出場しているかも知りませんし、日本人が出場していることも知りませんし、そもそもBC ONE自体も知りませんから別に誰が優勝しようがどうでもいいので、特段メディアで扱ってほしいとも思っていません。

これが野球、サッカー、ゴルフ、テニスなどになると情報を求めている人が多いので、訴求力を高めるためにメディアは当然大きく枠を取ります。

至極当たり前の話で疑問を差し挟む余地がありません。

 

しかし、こうした誤解・偏見から始まる話も裏を返すと、じゃあなぜゴルフはここまで市場規模が大きくて人口も多いのか?という発展性を帯びてきます。

ゴルフが隆盛に至った要素、そして大きな経済規模を築いたビジネスモデルからブレイクダンスが爆発的に普及するためのヒントがあるかもしれませんね。