一般人から見たbboy

夜中にたむろして大音量で音楽をかけて踊ってて柄が悪い

 

頭で回る

 

岡村隆史

 

くらいでしょうか?笑

 

 

bboyが思っている以上に世の中のほとんどの人はブレイクダンスに興味がありません。

 

ともすればbboy自身もそう思っている節があります。

 

ニッチな趣味だしね~

 

と。

 

そしてbboy自身がプレイヤー気質の人間が多いため積極的に世間に向けてブレイクダンスを広報するというようなこともありません。

 

どのアンダーグラウンドカルチャーもそうですが好きな奴が好きな時に集まればいい、と内輪だけにこもりがちです。

 

着実に人口は増えていはいるもののなかなかメジャーなカルチャーとして躍り出てはきません。

 

それこそ世界大会で優勝しても全国ニュースで出ることはほぼありません。

 

そして一般の人は有名なブレイクダンサーの名前を誰一人として知りません。

 

テレビでブレイクダンスを扱っている期間はいいでしょうが、特集が終われば砂塵のごとし、記憶にありません。

 

そんな状況なのでスタイルムーブでもしようものなら、「?????」としかなりません。

よほどインパクトのあるスタイルなら別ですが、ブレイクダンス見せてよ!と言われてフットワークしたところで「いや回ってよ」とけんもほろろなわけです。

 

トップロックに命を懸けてるようなbboyですと見てる方も

「?????????いつ回るの???????」とさらに謎を深めるだけの結果に終わります。

 

音がどうとかステップがどうとか言われてもわかりません。

 

この人回れないんだ、しょぼーと思われて終了です。

 

「テレビとかyoutubeでやってる手だけで回る奴やってよ!」

と言われてハンドグライドをやろうものなら

「す、すごいね(思ってたのと違う、、、しょぼー)」

と思われて終了します。

彼らが言っているのはエアートラックスです。

そんな誰もかれもができる技でも無いですし一昔前だと一般人は見る機会もありませんでしたが、今や猫も杓子もインターネットということで誰でもえげつないエアーを見ることができます。

「エアーはできないんだ、、、」

と言おうものなら

「そうなんだ、、、(しょぼー)」

と思われて終了します。

 

仮にエアーができたとしてもエアーを見てる一般層はかなり完成度の高いエアーを見ています。

「なんか動画で見たのと違う、、、(しょぼー)」

と思われてやはり終了します。

 

とにかくbboyの価値観というものは一般社会とかなりの隔絶があり、これはbboy有史以来あまり埋まらず今日に至っています。

 

そもそもbboy同士の溝もなかなかに深く、すっぱいブドウ状態です。

 

フレイヴァーとか音取りとかよくわからん。

 

パワームーブしかしないなんて踊りじゃない、サーカスだ。

 

妙なスタイルで意味がわからん。

 

何の面白みも無い基本的な動きばっかり、、、渋いってよくわからん。

 

など自分ができないこと、理解できないことはすぐにネガティブに捉える傾向にあります。

口にしなくても思いっきり心の中で思っていますw

 

まぁこの統一的な見解が出ずすべてにおいて賛否両論な部分がbboyをbboyたらしめ、最も面白いところなのかもしれませんね!(無理矢理)