とにかくbboyingは金になると世間に思わせないといけない

今現在bboyingに集中し邁進している者にとって「金」はなんとなくイメージがしづらいのかもしれない。 特にゴールデンタイムである10代の内は金のためにやってるんじゃねぇ!という思いの方が強いと思われる。 それは当然の話。 金のためならbboyingなぞは現…

今は雌伏の時、コロナが1つの分岐点となる

コロナでイベントが激減しモチベーションが下がっているbboyは多いことだろう。 だが、イベントという節目に対していちいち調整する必要がない分、新しい技術を体得するにはまたとない機会であることも事実であり、じっくりとスキルアップをすることができる…

コロナを契機として老害は駆逐されるべき

未だ長引くコロナの影響によりダンス業界も下火にならざるをえない状況が続いている この時期にイベントを開催する必要は無いしするべきでもないわけで イベントの有無によりモチベーションが下がるならそれまでの話 それよりも重要なのはイベントが無い状態…

パクリまくってる奴ほどパクリに厳しい

パクリに厳しい奴はとにかくパクリまくっていることが往々にしてある。 人のパクリは指摘するが、自らのパクリは開き直るという浅ましさ。 パクリというかコピーそのものであるが、なぜか人には厳しいという幼児性はなかなかに香ばしい。

過去を振り返る老害bboyにならないために

若気の至りといったところか。 事あるごとに過去の栄光を饒舌に語るbboyは少数ではあるが存在する。 過去の時点で現在のレベルから見ると相当に低く、見せつけられた当人からすると苦笑いするしかないのであるが、本人はご満悦であるという苦行のなんとも形…

進化を辞めたダンサーは総じてポエミーになっていく

日進月歩で進化するシーンに付いていくことは並大抵のことではない。 肉体には限界がある。 しかし、精神的側面には限界がない。 あらゆる可能性を切り開くことができる。 本質と乖離した、煙に巻くような論法であったとしても許容されるような事態が起こり…

いつか全てを失うとわかっていても、その3bboyの死

bboyとして死ぬのはどの瞬間か。 これは人によって異なるので一概には言えないかもしれないが、個人的な見解はこうだ。 苦しく地味な練習をしなくなった時点で死んでいる。 bboyingにおいて、新たなスキルを手に入れるためには必ず苦行が伴う。 ウインドミル…

いつか全てを失うとわかっていても、その2自己実現

全てを失うとわかっていても憧れを体現したい。 bboyは自己実現の手段の1つです。 理想の自分に近づくために努力を知り、己の限界を超える体験を得るということは貴重なことです。 それが万人が経験し得るものでなければ尚更貴重です。 今では溢れかえるほ…

いつか全てを失うとわかっていても、その1

何かの歌の歌詞みたいですがw 人間はいつか死ぬのでいずれ全てを失うわけですが そんなことを言っても身も蓋もないことは百も承知の上で 人の死とbboyの死は全く別物であると 人の死はもう自分がいなくなるわけで、今までの努力が水泡に帰そうが後悔も何も…

脱落し続け果実を得るのは一握り

bboy界はface to face、物理的な対面式の業界であるため甘言に惑わされることが多いが、実質的に評価されうる層というのはごく一部である。 このごく一部というのは世界において、ということであり、国ごとに関しては10人いるかいないか、という状態である。…

エアートラックスができないとお話しにならない時代

フットワーク、スタイルが突出している場合を除いて、現代はエアートラックスができないとお話しにならない時代になっています。 かたや指導者と言えば、必ずしもエアーができるとは限りません。 ある程度、年齢のいった指導者も増加してきている中で、昔のb…

究極的にBBOYに自分のスタイルなど無い

これからもBBOYINGが存在する限り、永遠に基本として存立していくムーブがある一方で、一時の流行的なファクターが異様に強いこともBBOYINGの特徴である。 これは非常に申し上げにくいことであるが、BBOYのスタイルはよほど奇才放つものでない限り時が経てば…

1年経って身体能力に向上が見られないのは何もしてないのと同じ

BBOYは実力主義・現場主義です。 現代におけるBBOYは身体能力向上が最優先となっています。 厳しいことを言えば、現役でやっているBBOYで1年経っても身体能力の向上が見られない者は何もしてないのと同じと言っても過言ではありません。 筋力も柔軟性も向上…

現実社会におけるbboyの意義を再考する

コロナ&GWということで改めて本ブログの題名について再考しようと思います。 ブログを始めた経緯が、bboyingは現実社会にはほとんどフィードバックされていないという思いからでした。 口を酸っぱくして言っていることですが、世間様は本当にbboyingに興味…

コロナウイルスでBBOYはどうなる

イベントは中止 レッスンもない 練習もままならない コロナでBBOYはこんな感じでしょうか。 基本は家でできることをしましょうって感じですね。 昔と違いネットがあるのでいくらでもやりようはあります。 しかし、物理的・肉体的なカルチャーなので、練習は…

現代のBBOYが一番初めに学ばなければならないこと

トップロック? 六歩? チェア? 歴史? 知識? どれも違う。 怪我について学ばなければならない。 怪我の予防、怪我のフォローについて知識を深めることが最優先だ。 現代の高難度化著しいbboyシーンにおいては、怪我のリスクは非常に大きく、また大怪我に…

bboyのバイトに関する考察

bboyのバイトに関しては、「合理性」と「所有権」から読み解くことができるのでは、と考えています。 ここでいう所有権とは、法に定めのあるような厳格なものではなく、人間誰しもが持っている自分の物を奪われたくないという本能的な所有物への権利意識のこ…

もはや「ストリート」ダンスではないかもしれない

現代はストリートで練習していてはあっという間に置き去りにされかねない時代だ。 冷暖房、クリアーなフロアー、怪我防止のためのあらゆる道具 本当に上を目指しているならば研究室に籠るかのようなストイックさが必要だ。 対して、ストリート勢はと言えば衆…

オリンピックで流れる音楽

パリオリンピックでbboyingが採用されるにあたり一番の懸念事項は音楽でしょうか。 そもそもDJはいるのか いたとするならば著作権の絡みから事前に使用楽曲を申請しておくのか オリンピック用にオリジナルの楽曲を用意するのか 汚いリリックが入っている曲は…

mennoやshigekixから読み取るスコア化の流れ

bc oneを連覇し名実ともに世界一のbboyであるmenno 順当に行けば近い内にbc oneを獲るであろうshigekix あまりにも隙がなく飛びぬけており、他の追随を許さないパーフェクトに近い存在である。 そこに揺らぎや遊びが介在する余地はなく、職人・アスリート的…

bboyはいずれダサくなる運命なのか

bboyはいずれダサくなるのか。 厳密に言えばわかりやすいステレオタイプ的なbboyは世間からネタにされるような存在であることに異論はないだろう。 いわゆるダサいという状態である。 クスリもやってない ギャングでもない 銃を撃ったこともない 上っ面だけ…

オリジナルは身体能力に依存する時代

ありとあらゆる可能性が模索・体現し尽されている中で、オリジナルムーブを生みだす難易度は年々高まっている。 何もしていない一般人と比較すれば、並みのbboyであったとしても超人的な身体能力を有しているように見えることだろう。 だが、並みのbboyが体…

カリスマとその他大勢という構図

bboy界はあらゆる要素の先鋭化が継続しているにも関わらず、常に常人離れしたカリスマbboyが存在し、長年上位を独占し続けている。 どの時代を見ても飛びぬけたスターbboyは極々一握りであり、後はその他大勢、モブ的な扱いに終始している。 良くも悪くもカ…

bboyのバトルテンプレートが各種他競技において適用されていることについて

red bullがスポンサードしているようなアンダーグラウンドや新興競技について、bboyのバトルテンプレートが適用されることが多いように感じています。 特に、bboyingのようなタイムや得点が視覚的に明示化されず、技術を争う個人競技において顕著と言えます…

bc one三連覇を果たしたmennoの玄人ぶりは一般に伝わりづらい

現時点において最強のbboyはと問われれば、bcone三連覇を果たしたmennoと回答せざるをえないのではないでしょうか。 無尽蔵の体力と溢れるオリジナリティ 売りとも言える流れるようなFlow 欧州を代表する往年のレジェンドであるstormを彷彿とさせるあたり、…

パワームーバーは何歳までクオリティを維持できるのか?

高難易度化している現代において、パワームーバーは一体何歳までクオリティを維持できるのか、という問題は非常に興味深いと言えます。 一昔前ですと体を壊して引退、あるいはスタイル変えしてしまう、クオリティを維持できない、時代についていけなくなる、…

趣味で楽しんでるローカルbboyの弊害

難しいことは一切やらない 新しいスキルやパワームーブに挑戦しない もう何年も同じような動きしかしていない ここら辺に心当たりがあるローカルbboyは多いのではないでしょうか。 始めた頃はあんなに向上心があったのに、気が付けば同じようなことの繰り返…

バカの1つ覚えはもう通用しない

流行り廃りのサイクルが早く、斬新な技もほどなくすれば「基本」に吸収されてしまい希少性を失うのがテンプレートになってきている中で、バカの1つ覚えのように同じことばかり繰り返すのはもはや時代遅れとなっています。 とは言え、人の思考や価値観、肉体…

bboy界における世代交代は恐ろしくシビアである

一時期隆盛を誇り、イベントで見かけない日はなかったbboyもある日を境に忽然と姿を消し、あっと言う間に皆の記憶から完全に忘れ去られ、あの人は今状態なのがbboy界の常である。 シーンに残るためによほどの功績を残しているか、あるいは違う形で関与する形…

bboy界においてShowは最後のブルーオーシャンである

個人主義が跋扈するbboy界において、おざなりにされがちなものと言えばshowと言えるだろう。 個人技やバトルルーティンは目覚ましい発展を見せているが、ことshowとなるとまだまだ改善の余地が多々ある。 個人が重視されるbboy界においてshowはややもすると…